木質建材とは?木材の種類や木材の保管方法を解説

公開日:2025/03/17
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建材にもさまざまな種類がありますが、中でも木材は一般的な建材の一つといえるでしょう。しかしながら、木材といっても種類は多岐に渡ります。また、物流倉庫においても木材の管理は重要な業務となります。そこで本記事では、建材の中でも木材に焦点を当て、種類や管理方法について解説していきます。

木材物流とは?

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木材物流とは、木材が生産され、製品の形になって消費されるまでの一連の流れ全般を指します。木材は加工業者によって原木から「木材」の形へと加工され、流通を担う物流業者のもとへと渡ります。物流業者のもとで保管、管理される木材は建築業者など、木材を必要とする業者のもとへと運ばれ、製品として消費されます。

本記事では主に、木材物流における物流倉庫での保管・管理工程について解説していきます。木材は物流倉庫で取り扱うメジャーな建材であるため、保管・管理方法については安全と効率に配慮した形を見つけることが重要です。

建材としての木材の種類・特徴とは?

木材は建材の種類の一つ。ですが、木材には大きく分けて、以下2つの種類があります。

  • 無垢材:丸太から切り出した木材を指します。無垢材は断熱性に優れ、調湿性が高い点が特徴です。また、木目を楽しめるなど、そのままの木材を使用しているからこその質感の良さもメリットといえます。
  • 集成材:木材同士を接着剤で組み合わせ、成形した木材を集成材と呼びます。無垢材よりも価格が安価で、規格がある点が特徴です。また、成形されている資材となるため反りなどの変形を起こすことも少なく、施工する際に扱いやすい点がメリットといえます。

木材といっても、無垢材と集成材で特徴は大きく異なります。改めて両者の違いについて認識しておくことで、保管・管理する際の助けになるでしょう。

木材物流における長尺物の定義

物流において、木材は「長尺物」に定義付けられることが多々あります。物流業界や運輸業界における「長尺物」とは、数メートルから10メートル単位の棒材や板材といった資材を指します。

サイズの大きい木材(長尺物)は、運搬、保管時に細心の注意が必要です。これは木材には長さがある分、運搬時に人にぶつかってしまうといったリスクがあるためです。保管・管理方法について物流倉庫内で明確なルールが確立されていない場合、荷崩れ事故を起こしてしまうといった危険性があります。
事故が起きてしまうと人を負傷させてしまう、木材が損傷してしまうといったリスクを避けるためにも、木材の安全な管理方法を確立することが重要です。

木材の保管方法

では実際に、物流倉庫における木材の保管方法にはどのようなものがあるのでしょうか。本項では、物流倉庫における木材の保管方法について解説します。

長尺物としての木材の保管

長尺物はサイズがあるため積み上げができません。仮に積み上げて保管してしまうと、他の資材や荷物とぶつかってしまい、大事故につながるリスクもあります。

木材の長尺物を保管する際は、「長尺物保管棚」を利用して保管するのが一般的です、長尺物保管棚とは、長尺物を安全に保管・管理するために設計されているため、事故や資材の損傷といったリスクを最小限に抑えることができます。

また、木材の長尺物を保管する際は、立てかけるのか寝かせておくのか、保管の方法にマッチする長尺物保管棚を選ぶ必要があります。倉庫内のレイアウトによっても適する棚の種類は異なるため、全体のバランスを見て決める必要があるでしょう。

長尺物保管棚の種類

長尺物保管棚にもさまざまな種類があります。主な種類とそれぞれの特徴は以下の通りです。

  • バーラックタイプ:バーラックタイプの長尺物保管棚は、ラックのバーに長尺物を置く形で保管します。スペース効率が良く、コンパクトに保管できる点が強み。また、ラックの正面から長尺物の出し入れができる点もメリットです。
  • 積み重ねタイプ:積み重ねタイプの長尺物保管棚は、フォークリフトなどを使って木材をはじめとした長尺物を積み上げていく形式です。木材だけに留まらず、パイプなど重量の重い長尺物を保管する際にも活用できます。デメリットとしては長尺物を取り出す際、フォークリフトやクレーンを使わなければならない点が挙げられます。
  • 金型収納ラック:金型収納ラックは、棚板の上に木材(長尺物)を保管するタイプの長尺物保管棚です。棚板ごとで出し入れができるため、長尺物の取り出しがしやすい点が強みです。ただし棚板を引き出す際は事故の原因にもなるため、細心の注意が必要となります。
  • スチールラック:立てて保管する際に適しているのがスチールラックです。保管時のスペースが省略しやすいため、少ないスペースで長尺物の保管・管理を行いたい場合に相性が良いでしょう。スチールラックで保管する際は保管する長尺物の長さ、重量、数量を合わせるよう注意が必要です。

このように、長尺物保管棚といっても特徴は異なります。それぞれ適したシチュエーションが違いますので、自社倉庫の環境や保管状況に合わせて最適な長尺物保管棚で木材を保管しましょう。

木材物流を改善するには?

続いて本項では、木材の物流を改善する方法について解説します。

効率的な荷役方法

木材は長尺物にカテゴライズされるため、サイズの大きな資材です。そのため、荷役方法は安全かつ効率的な方法を選ぶ必要があるでしょう。物流倉庫内で木材の荷役について明確なルールが確立できていない場合、荷崩れ事故や木材の損傷、場合によっては人身事故に繋がってしまうリスクもあります。

上記のようなリスクを避ける意味でも、自社倉庫に合った安全な荷役方法を確立し、徹底して行うことは不可欠です。

保管スペースの最適化

木材などの長尺物の保管において問題となるのが、保管スペースです。木材以外にもさまざまな資材や商材を保管している物流倉庫において、各資材・商材の保管スペースをどのようにして確保していくかというのは重要な問題です。

とりわけ木材をはじめとした長尺物は保管・管理にある程度スペースを割く必要があるため、物流倉庫全体のスペース効率に大きく関わります。スペース効率良く保管する場合、保管方法に工夫をすることが重要です。基本的にはスペースを省略しつつ、多くの数量を保管できる長尺物保管棚を活用し、木材を保管するのが一般的です。

ただし、前述したように長尺物保管棚にもさまざまな種類があります。棚のタイプによって保管方法や出し入れのしやすさも大きく変わってくるため、保管する木材の種類やサイズ、出し入れの方法に合わせて最適な長尺物保管棚を活用しましょう。

荷役方法の確立を行い、なおかつ保管スペースを最適化することで、物流倉庫における木材の取り扱いを改善することに繋がります。

まとめ

本記事では、木材物流の概要や木材の種類・特徴、木材の保管方法や、改善方法について解説しました。木材は物流倉庫で取り扱う主な資材であるとともに、取り扱いに注意しなければならない建材でもあります。長尺物の取り扱い方法について倉庫内で共通認識を持たなければ大きな事故に繋がるリスクもあるでしょう。木材の取り扱いについて課題感を感じている場合には、本記事で紹介した内容を参考にしつつ、木材の保管・管理方法について見直してみてください。

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